見とれてたのは、月のせい 

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ふむ……

クラブW杯、3位決定戦と決勝戦。
ガンバ、勝ちましたね。

お互いに攻め合っての1-0なので、良い試合だったなあと思います。シュートで終わるケースばかりでしたし。
最後に二川選手が一発レッドでミソ付けちゃいましたけど……まあ、それ程ピンチでもなかったのであっこまでやる必要は無かったよなあ。

パチューカのGKカレロ選手のグローブが素敵でした。
カタカナで「カレロ」って書かれたシールが貼ってあったので(笑)
って、バンダナにも書いてありましたね。
後半ロスタイムにはセットプレイに攻撃参加と、最後まで魅せてくれました。オーバーヘッドしくじって転け、あやうく失点というピンチはちょっとやり過ぎですが。
今シーズン限りの引退(来年6月まで)ということで、あと半年悔いの無いようやり抜いて欲しいと思います。

番組中何度となく実況が「ガンバ、昨年のレッズに続き世界3位」と連呼してましたが、あくまで今回の変則トーナメントにおける3位であって、世界30万を越える数の3位ではない。
プレミアだけでなく、セリエやリーガ、ブンデスその他の来ていないチームの方がまだ強い。南米やアフリカ中東だって同じ。代表同士の競い合いに過ぎず、一発勝負のトーナメントで勝ったからとACLが中東やアフリカのリーグより上ってことにはならんだろうが。
昨年、レッズが勝ったことは素晴らしかったが、3位だと実況が喚いて興ざめしたので、今年も同じことを強調したい。

とりあえず、ガンバ大阪、今大会3位おめでとう。
今後も攻撃的サッカーを見せ続けて下さい。

決勝のマンU VS リガ・デ・キト。

ん〜 なんというか、展開は予想通りで、ワクワクの少ない試合でした。
試合後にさんまさんが「武田に言え」と言われたと弁解してましたが、確かに後半はつまらなかったです。

ギドが守備専念しカウンターサッカーをして、マンUは意地でもこじ開けるべく攻め続ける。
正直、キトにもう一枚くらい攻めの時光る選手がいれば、カウンターも十分恐ろしい手段なんですけどね。2年前に生で見たインテルナシオルのパドみたく。昨シーズンはいたのかもしれないなあ。
サッカーは点を取らないと勝てない、これはリーグ戦ならの話。
一発勝負のトーナメントであるこの大会、90分と延長の30分を守りきろうと本気で考えていたのですから、末恐ろしい限りです。半分以上は達成していただけになんともはや。キトの守備力というか、キーパーが凄すぎた。枠内へのシュート何本止めたんだろ、あの人。

マンU初のアジア人プレイヤー、パク・チソンですが、個人的には前半30分までに二度の「シミュレーション」でイエロー2枚、退場だったんじゃないかと思っております。二人に囲まれてもドリブルで強行突破が出来るのに、エリア内だと簡単に転けすぎ。
前半10分くらいかな、ルーニーがシュートしてキーパーが弾いてるシーンがあったけど、その前にパクが倒れているので、ハイライト等で前後の流れが出たら見て下さい。あれは確実にシミュレーションです。その後プレイが続行されたので審判が流してるようにも見えます。
ルーニーのシュートが入ってたら、審判は幻にしたのかなあ……

実況が力説していたマンUトップチーム初の東洋人というのは確かに凄いことなのですが、別に我々日本人が誇りに思うことはないと思います。韓国人や、彼をプロデビューさせたサンガのスカウトがなら分かりますが、日本人は関係ないことです。

今後、アジア初って話を聞いた見た子供が、プレミアを目指すというのは日本に限らずアジアでは出てくるかもしれんけど、私は全く誇りに思わない。中田がセリエに行ったときも凄いとは思ったが、誇りには思わなかったなあ。
W杯で日本代表が1勝を挙げたときは誇りに思ったがな。

いかんな、彼の正当評価が下せない状態だ、色眼鏡で見過ぎてる。スマン。

閑話休題。

前半は、どうにも審判の笛が多くて流れ悪いな〜 やはり、マンU贔屓派なのかな〜 と思ってたけど、終わってみると平等な判定だったと思います。キトにイエローが5枚でてますけど(あってるよな?)、確かに出さないといけないものばかりでした。

後半は開始早々レッド一発退場がありましたが、これがつまらなくなった原因。キトは相手が10人になろうが9人になろうが、数の優位でガンガン攻めるようなチームではない。前半同様、攻めるマンU対凌ぐキトって展開を楽しみにしていたので、私としてはケチついた気分でした。
あの肘打ちはそれだけの行為なんだけど、ホントに前半の流れを台無しにし、後半開始の15分間が全然盛り上がらなかった。

決勝点のルーニーのシュートがどう凄いのかを解説すると、あの場面は逆サイドに打つことが多いです。だって、角度もないしキーパーが向こうで構えてるんだもの。だから、DFもそっちのコースを塞ぐべく飛び込んでる。
しかし、そこでワンテンポ置いて、DFが飛び込み、滑っていくスレスレで蹴っている。
VTRで斜めから捉えた映像がありましたが、DFで一瞬ブラインドになっているせいで、キーパーの反応が一瞬遅れ、そのままズドン、と。

Jリーグだと、あの飛び込んでいるDFに当たっているような場面ですね。他だと、ツーテンポ以上遅れて、キーパーが止められるタイミングになるかどうか、でしょうな。
やっぱり怖いよなあ、ルーニーは。今日打ったシュートで枠を捉えなかったのは全体の3分の1以下だったと思います。それすらも枠から1m程度しか外れてないのばっかりだったし。今回のルーニーキレすぎです。MVPも納得、当然。

9年振りに世界のクラブの頂点に立った……ん〜 やはりピンと来ないなあ、この大会を制したマンチェスター・ユナイテッド。おめでとうございます。ファンガーソン監督はいつまで続けるのか(笑)


さて、最後に。

明石家さんまという人について。
ガンバ VS マンUでの失言で、一部から批判を浴びている彼ですが、さんまという人は20年くらい前なら日本で一番海外サッカーに詳しい「サッカーファン」だった。
今のようにCSや民放で試合が中継されることが全くなく、スポーツニュースで海外リーグの試合結果が報じられることもなく、そもそもサッカーが日本では全然知られていないスポーツだった頃から、彼はサッカーファンだった。
ようは、ファンとしての年季が違う。そして、見方がとてもシンプルだ。

勝つか負けるか。

この人は昔からそこしか見ていない。勝ったチームの誰かが素晴らしいFKを決めたなら、それが10年くらい前でも憶えているが、同じ試合で負けたチームがダイレクトボレーでド派手なゴールを決めても、それは憶えていない。そういう人だ。さらに言えば、泥臭く勝つより華麗に勝つ方が好きで、南米よりも欧州の方が何倍も好きだ。

この大会のベストゴールを決勝でのルーニーの得点だと、これしかないとまで言ってのける。それがさんまである。ルーニーのシュートなら、ガンバ戦での2点目の方が上だろう。
サッカーへの傾倒とファンとしての知識ならば、Jリーグやここ数回のW杯出場でサッカー見始めた連中とは比べものにならないくらいのものがあり、そこは実に素晴らしいと思う。にわかファン程度が批判することなど烏滸がましいと、私も少々思ったりもする。

だが、発言の場が「自腹で試合を見に行った上での、スタジアムで」ならば、世間も私も気にしなかった。あの場で応援していた観客は多少なり同じ気持ちになったはずだから。残り10分で4点差、それも1点返した直後から5分の間に3失点。少しでも暗くならない方がおかしい。

しかし、TV中継のゲストで、仕事としてスタジアムのそれも実況席という最高の観戦スポットで、あのようなことを言うのは批判されても仕方ない。

サッカーが関わると彼は「明石家さんま」でなくなり、「ただのサッカーファン」なのだ。それも、頑固な部類の。

故に、「ただのサッカーファン」をゲストに呼ぶのは間違っていると、私は思う。

あの場に彼を呼んでいる番組スタッフが悪いんだよ〜

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